現場調査&ヒアリング-管理人の場合
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インテリアコーディネーターと一口に言ってもこの仕事は実に多岐に及んでいるため、ここで取り上げるのは住宅リフォームを主としている私の場合の仕事の流れです。
依頼、そして現場調査
まず、取引先の会社から電話なりメールで仕事の依頼が来ます。そこで日程調整をして現地を見に行く日時を決めます。これを一般的に業界では「現調」と言います。「現場調査」の略でしょうか。持ち物は図面(あらかじめFAXしておいてもらいます。私はさらにそれを拡大コピー取っています。)、マーカー、ペン(その図面に書き込むため)、コンベックス(建築用メジャーのことです。私は5mくらいまで測れるタイプを使います。中身が結構重いです。


【コンベックス】 【三角スケール】
それに三角スケール(現調ではあまり使わないけれど、インテリアコーディネーターの筆記用具といえば筆箱に必ず入っているのではないでしょうか。)、デジカメ(現場の写真を撮りまくります。)、現場用スリッパ(靴を脱いで上がっても床が汚いことなどがあり、靴を履いて上がるのもちょっと…という時などに)、クリップボード(図面をはさんで立ちながら寸法などを書き込んでいくため)などです。


【クリップボード】【インテリアコーディネーターのカバンの中身】
ヒアリング業務
現調(現場調査)では施主がいる場合(個人客の場合)は施主の要望に耳を傾け、今の家のどんな点が不満なのか、どんな風にしたいのかを聞き出します。ヒアリング業務です。 今持っている家具でリフォーム後も使う予定のものや、飾りたい絵などを見せてもらうことなどで、どんなテイストが合うかを考えます。法人の場合は、例えば不動産会社などですが、その住宅をリフォームして誰を対象に販売するのか、どんな人がここに住みたいのか、という具合にターゲットやコンセプトについて話し合います。そしてこんな人たちが住むからトイレは2つ、キッチンには必ず食洗機、●LDK、こんなイメージというのを決めていきます。
スケルトンリフォームとは
ちなみに私がやっているのはスケルトンリフォームと言われるものが多く、つまり今ある内装や間仕切りを全て取っ払って一から新規に作り直すようなものです。よってキッチンやトイレの交換、壁紙の張り替えだけというタイプの修繕型リフォームではありません。そのためにこうして現調(現場調査)の時に測っておく寸法がたくさんあるのです。
水廻りもかならずチェック!
それから水廻りの排水などもチェックします。水廻りを移設した場合に床を上げて勾配(コウバイ:水が高いところから低いところに流れるように排水管にも傾斜をつける必要があります。)を取る必要があるのかを施工業者さんとチェックします。古いマンションなどで給湯器が室内にあるものをベランダに出せるか管理組合に確認したり、施工業者さんと施工的な相談をしたりもします。キッチンを移設する場合は排気ダクトがどこに出ているかも見て、そこにつなぐためにはキッチンの向きをどうもっていけるか、などを考えたりしています。その他にもコンクリート壁と単なる間仕切り壁を見分けて壊せる部分を確認したり、梁の高さ、柱の大きさ、天井高なども採寸しておきます。
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